天神小学校 新入学児童保護者説明会水元小学校の体育館で受け付け。 ここ数年は桜蘭中学校でも、高砂小学校でも、今回も、かつての教え子が保護者になっていて声を掛けていただくことが大変多いです。大変ありがたいことです。 視聴覚室での保護者説明会にあたり次のようなことを話させていただきました。
【話そうと考えていたことを一部箇条書きで書き出したメモになります。また一部伝え切れなかったこともつけ足しました^^;】 ・初めて学校に子ども進級させるお母さんは?(七割から八割くらいが手が上がりました) ・高校を卒業してすでに家から子どもを送り出したことのあるお母さんは?(数人) こんな言葉があります。「すべての子どもは 3 歳までに一生分の親孝行をする」。 子育てをする上での全ての喜びや、我が子を愛おしく思う感情。実は子どもはすべて親に支払い済みなんです。子どもは前払いしているんですよね。 つまり皆さんは子どもたちからすべてをもらっているわけですから、この先は全て子どもに返していく順番なんですよ。 子どもは、小学校に入学してほとんどの家庭では高校を卒業する 18 歳で家をでますね。 その時になって親としてやり残したこと(もっと愛する、もっと抱きしめる、もっと褒める)はないかと後悔しても遅いんですよ。 いよいよ子育て期間で、子どもに返済する 12 年間の始まりです。 両親として、母親として、父親として、とっておきの喜びや愛情を子どもにぶつけてあげられる 12 年間にしましょう。 もう一つ話させてください。学校は何をするところでしょう。勉強や遊び、友達作りなどは当たり前ですが、私は常々、学校は多様性を学ぶところ、と話しています。 ケンカして当然、ぶつかって当然。 最近バラエティー番組にもよく出演されている脳科学の中野信子さんは「人間はいじめをするようにできている」 と言っています。人間が種として集団で生存していくためには異質な存在を排除する機能が脳には備わっているというわけです。 つまり人と人との対立は避けられないと言うわけですね。 でも人には知恵があります。知識ではありません、知恵です。「どうすれば相手を理解して【調和】をすることができるか」を考えます。そして実行する。対立と調和の繰り返し、これを学ぶところが学校です。 親同士きちんとそこを理解していることが肝心なんです。自分の子どもが相手にしたことに過剰に自尊心 を傷つけられる親になってはいけません。子どものことは子どもの事。親である自分の感情とは切り離しましょう。また程度にもよりますが、自分の子どもに加害行為をした子やその親に過剰に攻撃的になってはいけません。これらすべては学びの機会なんです。学ばせるためにどう行動するか、そこが大切です。 学校で対立の構造が発生した時に、いかに教員が入り込んで双方をつなぐかが肝心であり、そこが教育になります。 家を出ていくまでの12年間の基礎を築く最初の価値のある6年間となるように子どもの学びを後押ししたいと考えております。 少しだけ気温の緩んだ室蘭地方。
閉校式典の看板。式典の日を過ぎて、時間は確実に流れていきます。 毎朝、横断歩道で交通指導をしていただいている青健協のお二人の方が「なんか、ほん本当になくなるかと思うと寂しいですね。」とポツリ。 閉校式典555名の皆様のご参加をいただき、無事に閉校式典を行うことができました。
子どもたちの素晴らしい歌声が体育館いっぱいに広がり大変感動致しました。 本当にありがとうござありがとうございました。 閉校式典 お別れの言葉 室蘭市立高砂小学校の閉校にあたり、校長として一言ご挨拶を申し上げます。 本日は、たくさんのご来賓の皆様、また本校、同窓生の皆様をはじめ地域の皆様、保護者の皆様など多くの皆様のご参加をいただき、閉校式典を行えることに厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。 本校は昭和25年4月1日に知利別小学校から分校する形で「高砂小学校」としての一応のスタートを切りました。「一応」と申しますのは、当時、実際には校舎の建設が開校には間に合わず、分校はしていたものの知利別小学校の一部に間借りする形で学校がスタートし、1つの校舎に2つの学校が存在するという実に不思議な状態が続きました。そのころは戦後の混乱期で建設資材が間に合わず、校舎の建築が大幅に遅れたためでした。実際に全校児童が完成した校舎に移転できたのは6月28日でした。開校からほぼ3ヶ月を経てようやく「高砂小学校」として独立校となったわけです。当初の学級は1学年2学級、それ以外が1学級編成で現在と同じく通常学級は7学級編制で学校としての歩みを進めました。校区の境界も当時は大変おおらかで、鷲別、上鷲別(現在の美園町、若草町)など登別市の居住者も相当数が高砂小学校の在籍であったと聞いております。 このような戦後の混乱期を経て本校は70年間の歩みを続けて参りました。児童数の増加に伴い、校舎の増改築を繰り返してきた痕跡は「1棟」と「2棟」をつなぐ廊下の「段差」であったり、この体育館出口の付近のやや開けたスペースなど、随所に見ることができます。 昭和55年に全校児童1018名を数えた本校も現在は203名。5分の1にまでその規模を縮小しております。しかし今年、児童会では「思い出いっぱい70年間~ありがとう高砂小学校~」というテーマのもと様々な場面で「今私たちがこの学校で学べるのは先輩達とさくら色の校舎のおかげ」であることを強く意識し、感謝の気持ちを持ちながら「最後の」と冠がつく行事を一つ一つ行って参りました。この経験と思いは学校が無くなっても次の地・次の学校で、自らを奮い立たせ、感謝の気持ちを忘れず夢に向かって邁進する原動力になるものと信じております。 生きることは「真理の探究」そのものであり、本校の校歌にある「真理(まこと)の道を まっしぐらに」にはまさに人生そのものを謳っております。どうか、この70年間、本校にかかわっていただいた多くの皆様、また今年卒業する六年生を合わせ六四八七名の卒業生の皆様が「高砂小学校」を振り返った時、この校歌のワンフレーズを思い出していただければ幸いです。 (子どもたちへ語りかけ) むすびに、これまで長きにわたりご支援をいただきました室蘭市をはじめ胆振教育局、室蘭市教育委員会、関係機関・団体、地域町内会、青健協の皆様、閉校記念実行委員会、同窓生、PTAの皆様、多くの方々の本校に寄せられましたご支援とご厚情に衷心より感謝を申し上げ、閉校にあたっての「お別れの言葉」といたします。 令和二年二月八日 室蘭市立高砂小学校 第二十七代 校長 秦 将人 閉校式典前日 予行練習明日8日は閉校式典。今日の34校時は予行練習です。全校児童は椅子をもって体育館へ。 1年生が随分とお行儀よく並べています。でも横のほうが気になる。 室蘭市から予行練習に来てくださった市役所の方。1年生は「誰だろー」と顔が向いてしまいます。 はじめての総練習ですがみんなきちんとした態度で練習は続いていきました。 歌は昨日よりも割増の素晴らしい出来栄えでした。 10分間の休み時間。 気になったところなどをやり直します。1~5年までの呼びかけを練習。最期は6年生の順番に。先生から「1~5年までとは明らかに違うところを見せてください。」何度か繰り返し6年生が練習します。 一通り6年生の練習が終わって、1~5年生に「6年生まだまだできると思う人、手をあげて」と言うとご覧のような手の上がり方。 顔が曇る6年生。繰り返して練習。 担任の先生にまだいけるか聞くと「6年生はまだいけます!」との返答。最後の最後で6年生は見事な呼びかけを披露しました。素晴らしいぞ6年生。見事、一段階高いところに手が届いてきました。 6年生の見事な呼びかけで終わりかと思いきや「今の6年生の姿を見て5年生はどう感じたの」との声で5年生も確認。5年生もまたまた素晴らしい呼びかけを披露してくれました。
いよいよ明日は閉校式典です。 ここまでの子どもたちの頑張りの成果が発揮される素晴らしい式になることを願います。 明日ご来校される皆様、お待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。 1年生 体育 「でんぐり返し」昨日の3校時終わりに体育館に行くとちょうど1年生が体育の授業を終わったところ。先生が「校長先生が見に来てくれたからもう一回まわろうか」と1年生の前転を見せていただきました。
後片付けもみんなで協力してできました。 すごいぜ!小学生!2校時は全校練習。体育館に向かいます。 1年生では「回れ右」の確認。回りすぎて目が回る子も^^ 小学生の吸収力には春から何度も驚かされますが、今日もびっくり。昨日指摘されたことはほぼクリアー。先生からはもう一段上げるための指導が入ります。
明日3-4校時は室蘭市役所の運営者による予行練習です。いよいよあと2日です。明日の予行練習はさらに進化していることでしょう。 すごいぜ!小学生! この地域らしい雪の降り方です。昨日・今日と積もりました。 でもサラサラの粉雪です。 暦の上では立春(2月4日)を過ぎたところですが寒さはより厳しくなっている感じです。 このあと閉校式典の全体練習2回目です。
昼休み 3年生「かまくらできたよ」3年生、かまくらができました。短い時間、粉雪相手に良く作りましたね! 男の子たちは雪の下の氷(リンク状態)が楽しくて仕方がありません。 「滑って、滑って」とせがまれました。リクエストの通り滑って見せると「それ以上はいいです。腰を痛めそうなので校長室にお戻りください。」と言われました^^;Rz君、手厳しい。 「氷紋がきれい」と見せてくれました。
閉校式典 練習大まかに椅子の位置を確認します。 背もたれで列を合わせて、形を整えていきます。 (呼びかけの)発表を一つ一つ確認して、練習していきます。前に立っているのは代表の人たち。さすがに高い意識で上手に進めてくれています。 全校での斉唱では先生から「もっとゆっくり!はっきり!」と何度も指導を受けました。 どうしても気持ちが焦って早口になりますが「ゆっくり」「はっきり」語尾を上げて行きましょうね。 ソロパートの人の位置も確認しました。
明日も全体練習があります。 5年1組 リクエスト給食今日の給食のメニューは高砂小学校5年1組のリクエスト給食。主食に糖蜜パン、温食はエネルギースープ。副食に肉コロッケ、元気ヨーグルト。. みんなモリモリ食べていました。 放送の仕事で教室にはいなかったメニュー発案者の一人、Mくん。「ちょっとピリ辛だった。」と感想。「四川風でリクエストしたんじゃないの?」と尋ねると「いえいえ、材料を、例えば鶏肉とか、指定しただけなんです。」「じゃあ、味付けは給食センター?」と質問すると「たぶんそうですね」との返事でした。
閉校式典、卒業式に向けて4校時、多目的ルームから歌声が聞こえてきます。行ってみると6年生が閉校式典や卒業式に向けて歌の練習をしていました。 4年生で作っている装飾。閉校式典会場の出入り口を華やかに装飾しています。
長期予報だと今週はずっとマイナス気温。週末の閉校式典で開放する予定のグラウンド駐車場を考えるとこのまま冷えていてほしいところですが、登下校の子どものことを考えるといかにも寒そうです。 今日も一日、真冬日です。今週はずっとこの調子のようです。
2月1日。水元小学校の閉校式典に参加しました。式典自体は45分ほどの式でしたが、55年の歴史に幕を下ろすのかとしみじみと考えると寂しい感情が募りました。
その後、惜別の会にも参加しました。 先週から何回か電話を受けています。内容は「高砂小学校の閉校式典に参加したいのだが?」とのものです。参加者名簿はすでに印刷済みなので名簿にお名前は入りませんが当日の参加も大歓迎です。 |